植物を成分分析によって理解する学問は、20世紀で考えられた新しい学問です。植物を医療などに利用する学問は、数千年前からあった学問で、本草学といいました。人類は、植物を成分で理解できなくても、全く別な方法でその効能を賢く利用する方法を体得していました。
東洋の学問では、植物には、体を温めるか冷やすかという性質があり、この性質を、寒・涼・温・熱の四性と平(温めも冷やしもしない)の五種類の働きとして分類しています。これは、植物を用いて、体の中で冷熱の現象を変化させることができるということですから、植物には、もともと陰陽の組み合わせを変える働きがあることを、東洋人は古くから理解していました。
また、植物には、酸・苦・甘・辛・鹹(塩辛い)の五味があり、それぞれの味は個別に五臓に影響を与え変化を起こします。例えば、酸は肝臓を変化させ、肝臓の影響力が及ぶ組織細胞を動かすことができます。
東洋では植物を五臓六腑の強弱をコントロールしたり、陰陽の作用を変化させ、生命現象を自然にするものとして長い年月植物を利用してきました。食べる方法だけでなく、皮膚に塗布することで、五臓六腑の組織影響力を変化させたり、調整することができることも熟知していました。
植物に、精の強いものと精の弱いものがあることは、誰でも知っています。例えば、自然界で採取できる朝鮮人参は、大変滋養強壮のすぐれた薬草です。
リュミエリーナでは、植物のこれら幾つかの性質を独自の方法で論理的に理解する基礎研究を行っています。皮膚の上の五臓六腑の影響力を変化させたり、エネルギー量を変化させ、皮膚を美しくする力や造形力をさらに高く引き出す研究から、未体験の肌質を実現する理肌商品を開発しているのです。








